2018年09月21日
2018年09月24日
終了済み
東京の都心から
少し離れた町の、荒んだアパート。
その1階に警察官の海海建太(山崎彬)と
保育士の雨海由希子(七味まゆ味)の夫婦が住んでいる。
彼らの間には、蒼という息子がいた。
彼らの息子は拡張型心筋症という10万人に1人の難病だった。
海外での臓器移植を要し、彼らは募金活動を懸命に行い、
あと少しで目標額に達しようとしたところで、息子はなくなった。
その時から、彼らの時計の針は止まった。
彼らは日常を失った。
そして、ある日、建太が、由希子に、
彼らにとって必要なくなったはずの募金活動を、
再び持ちかける。
はたして、彼らが持っているものは、希望なのか、死なのか、
それとも、それらとはまた別の何かか。
これは、ありえないはずの確率によって、
人生が止まってしまった夫婦の物語。
- 脚本・演出
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- タカイアキフミ
- 出演
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- 七味まゆ味(柿喰う客/七味の一味)
- 山崎彬(悪い芝居)
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一般前売(振込)
- 3,900円
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一般予約(当日精算)
- 4,200円
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学生予約(当日精算)
- 3,000円