2019年07月19日
2019年07月21日
終了済み
深夜。
男の目の前には一体の死体が転がっている。
その胸にはエビが一突き……どうやら即死だったらしい。
死体を脇目に家路を急ぐ。女たちはおいそれと男を帰しはしない。
何しろ、エビの刺さったそれがまだ息を吐いては吸っていた時分に名乗っていた名前こそが、急ぐ男を家で待つ「熊五郎」だからだ。
恐るべき量の、ダジャレかあるいは呪文のような屁理屈を並べ立てる女たちを向こうに回し、果たして男は家に帰れるのか―。
古典落語、近代小説、四コマ漫画に童話、果ては女優の日記まで、幅広く原作に採り上げてきた原作シリーズの原点。これまで、二度に渡って上演してきた同作品をリライトした“完全版”。
上演前には、玉子亭掛御飯による原作の落語「粗忽長屋」の口演もございます。(ステージ限定)
※ コメディです。
- 原作
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- 古典落語「粗忽長屋」
- 脚本・演出
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- 北島淳
- 出演
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- 延命 聡子
- 土肥 希理子
- 勝二 繁
- 松野 香澄
- ゲスト(落語)
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- 玉子亭掛御飯(桐山泰典)
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一般
- 1,500円
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学生・U25
- 500円