2025年、大阪に万博がやってくるらしい。
フリッツ・ラングが1926年に製作した映画「メトロポリス」が描いたのは100年後の未来だったそうだが、残念ながら、次の万博までにクルマは空を飛んではいないし、さしものお茶の水博士だって、22年遅れのアトムを完成させてはいないだろう。
小説「のけ者」では、だれかれの見境なしに借金を重ねては踏み倒し、やっとこ手にした現金さえもじきに使い果たしてしまう。まもなく、そんな愚かな母子は畢竟破滅を迎えることになるが、そう言えば、私はこれによく似た生きづらさ全開の友人の話を知っている。
そんなよっぽどSFたる作品を採り上げる原作シリーズ最新作は、今夏誕生した真新しい劇場の床一面に京都市域の都市計画地図(白図)を敷き広げてお届けする、小うるさくも楽しい絶望の物語です。
【公演概要】
原作:エマニュエル・ボーヴ「のけ者」(渋谷豊訳、白水社)
脚本・演出:北島淳
出演:延命聡子、金田一央紀、勝二繁、土肥希理子、永榮紘実、松野香澄、真野絵里、御厨亮
日時:2019年11月2日(土) ~ 3日(日)
11月2日(土) 19:00
11月3日(日) 11:00/15:00
会場:THEATRE E9 KYOTO(京都市南区東九条南河原町9-1)
料金:
(一般)前売 1,700円 / 予約 2,000円 / 当日 2,500円
(学生・U25)前売 800円 / 予約 1,000円 / 当日 1,500円
チケット:ナントカ世代HPより、9/26(木)受付開始
http://sedai.main.jp/
- 原作
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- エマニュエル・ボーヴ「のけ者」
- 脚本・演出
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- 北島淳
- 出演
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- 延命聡子
- 金田一央紀
- 勝二繁
- 土肥希理子
- 永榮紘実
- 真野絵里
- 御厨亮
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一般前売
- 1,700円
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一般予約
- 2,000円
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一般当日
- 2,500円
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学生前売
- 800円
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学生予約
- 1,000円
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学生当日
- 1,500円