2024年09月27日
2024年09月29日
終了済み
2022年の旗揚げ以降、数々の文学作品を大胆な解釈で換骨奪胎し、独自の朗読劇として再構築してきた異色の朗読ユニット「犬儒派リーディングアクト」。
近年の演劇界に蔓延る数多の朗読劇とは一線を画す、その極めて実験的な手法と独自の世界観が注目を集め、とくに前回公演『シン・ニンゲンイス』は過去最高の観客動員数を記録するとともに、各方面から非常に高い評価を得た。
第八回目となる今作『江川蘭子の数奇な運命』は、複数作家による合作小説「江川蘭子」の、江戸川乱歩原作部分をモチーフに、同じく乱歩原作の「踊る一寸法師」と、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」の要素を融合させ、ポップでダークな耽美的ファンタジーとしてお届けする。
出演は、脚色・構成・演出も手掛ける天才ナカムラスペシャルのほか、「tsumazuki no ishi」の宇鉄菊三、橋本樹里、松葉麻里花、愛弓の計五名。
月に魅入られ、血に飢えた稀代の妖婦“江川蘭子”の数奇な一代記を、出自の異なる選りすぐりの女優陣が、魅惑的且つ軽やかに演じます。どうぞご期待ください!
犬儒派リーディングアクトとは…
役者・アーティストとして活動する天才ナカムラスペシャルが主宰する実験的朗読ユニット。
2020年にステージ4の咽頭がんを宣告され、一時は声を失いかけながらも、3度に及ぶ大手術と壮絶な闘病生活を経たのち一命を取り留め、奇跡的に声を取り戻した天才ナカムラスペシャルが、“声による表現”を改めて模索する場として2022年に結成。
- 原案
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- 江戸川乱歩/オスカー・ワイルド
- 脚色・構成・演出
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- 天才ナカムラスペシャル
- 出演
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- 宇鉄菊三
- 橋本樹里
- 松葉麻里花
- 愛弓
- 天才ナカムラスペシャル
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全席自由・要予約 ※8/30(金)より予約受付開始
- 3円