PrayersStudio（Prayers Studio）

演劇は単なる娯楽を超え、
人々の生活へ貢献する

具体的で強力な媒体になり得ると
私達は考えています。

 
古代ギリシャにおいて
演劇は「人間の心の病を治療する手段」でした。

ギリシャ時代、医療専門施設のなかに
劇場が設置されていたという記録があります。

演劇には病を癒す能力があると考えられていたのです。

心の奥に抑圧され蓄積されて、
ついには心のバランスを崩す巨大な感情や欲求。

これを開放し、カタルシス（浄化）させる能力が演劇にあると
考えられていたのです。

観客の心に、
人生への深い気づきと目覚めを促し、
傷付いた心を癒す演劇

そんな演劇を見てみたい、演じてみたいと考え、
2007年、主宰の渡部朋彦は俳優たちの訓練・研究の場として
Prayers Studioを設立しました。

長きに渡る訓練の後、2012年。
渡部の下で訓練を重ねた俳優たちと共に
第一回目の公演「A Taste of Honey」を上演。

失われた演劇の役割を回復するため、
「人間の心の真実を表現する俳優たちが創る舞台」を目指し、
「公演」の研究段階をスタート。
同じタイミングで品川区にあるアーティスト達のシェアアトリエビル
「インストールの途中だビル」にアトリエを構えました。

現在は俳優向け・一般向けスキルアップワークショップ
そしてお客様にも公演をご覧頂き、
気軽にお芝居と触れ合って頂ける場として
「ドラマトライアル」を中心に活動しています。


人類の営みの美しさも愚かさも、
全てをひっくるめて、
誤魔化さず飾らず、
真実を演じられる芸術家。

そんな俳優が大勢生まれて、
いつか「祈りのような」演劇を目にできるように。

Prayers Studioはその信念の下
より一層美しい作品作りを目指して
活動を続けてまいります。

http://prayers.jp/